縄文杉へ!シュミレーション 荒川登山口から縄文杉までの行程

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道のりと見どころ、気をつけておきたいポイント、縄文杉トイレ情報

日帰り縄文杉登山の朝は早い。
朝4:00ごろ、始発のバスに乗れるよう宿にお迎えに上がります。
宿の外はまだ真っ暗です。お迎えの時間より5分ほど早く支度をして空を見上げてみてください。
空気のきれいな屋久島では満天の星空が楽しめます。星空も見どころの1つです。
(写真をクリックすると拡大します)

屋久杉自然館前シャトルバス乗り場 荒川登山口休憩所 荒川登山口

屋久杉自然館バス乗り場からシャトルバスに揺られること40分、荒川登山口に到着。乗り物に弱い方は、あらかじめ酔い止めを飲んでおきましょう。荒川登山口休憩所にて朝のお弁当を食べてから歩き始めます。トイレの心配があると思いますが、縄文杉のルートにはスタート地点を含め3か所のお手洗いがあります。ほとんどの方が既存のお手洗いで大丈夫なようですが、心配な方は携帯トイレを1つお持ちください。島内の登山用品店、観光案内所等で販売しています。トイレと準備体操を済ませスタート!5:30頃から歩き始めます。

荒川登山口をスタートしてすぐ、最初にトンネルが出てきました。わくわくしながら進んで行きます。10時間後にもう一度このトンネルをくぐるわけですが、たま~にこのトンネルの記憶がなくなっている方がいらっしゃいます。。。 小一時間ほど歩くと小杉谷橋に、東の空が明るくなるのが分かります。橋を渡りきると小杉谷小中学校あとと看板です。(写真は11月下旬のものを使用)

看板の少し先にある小杉谷の東屋で休憩です。水分補給とほっと一息入れましょう。
縄文杉日帰りコースではタバコの喫煙場所が指定されています。3ヶ所ほどの指定場所があり、荒川登山口、小杉谷東屋の裏手の少し奥の方、トロッコ道終点のトイレ横になっています。喫煙される方はご協力ください。

一時間ほど歩く小杉谷までの途中に大きな橋が5つあります。高いところが苦手な方も慎重に進めば大丈夫です。その他にも数か所に橋があります。橋の上は眺めもいいのですが歩きながら景色を見るには足元が狭いので、写真を撮ったり景色を見るときは立ち止まってからにしてください。

二代杉 バイオトイレ 三代杉

小杉谷の東屋での休憩は、5分くらいにして次に進みましょう。10分ほど進むと右手側に、大きな杉の切り株の上に杉が育っているのが見れます。屋久島ではこのような木を二代杉と呼んでいます。ガシガシと歩いていると看板が出ていないので通り過ぎてしまいそうになります。この先の三代杉はしっかりと看板が上がっているので通り過ぎることはないでしょう。三代杉の手前にはバイオトイレがあり、ここまでスタートしてから1時間40分くらい。あとトロッコ道を1時間進むと終点に着き、そこにもトイレがあります。大丈夫な方はトロッコ終点のトイレを利用してください。

トロッコ道をどんどん進みます。仁王杉までくれば終点までもう少し。

スタートの荒川登山口からトロッコ道終点までだいたい2・5時間~3時間くらいです。ここまでの歩行距離は8キロ。トイレを済ませ、よーくストレッチ。大株歩道(登山道)に入ります。大株歩道入り口から縄文杉までは2時間ほど、ウィルソン株までは30分です。ようやく聞いたことがあるポイントにテンションも上がり、グループの士気も 持ち直す 上がります。

大株歩道入り口から翁杉まで25分くらい、翁杉から先の登山道は縄文杉まで木道階段が整備されています。

ウィルソン株のハート

推定樹齢3000年、屋久島最大の切り株「ウィルソン株」です。
ハートの切り株でよく知られています。切り株に入って右隅から見上げるとウィルソン株のハートが見つかります。

ウィルソン株を過ぎて少し進むと右手に水場があります。透明のパイプがさしてありますのでペットボトルの水が少なくなっている方は補給してください。縄文杉コースの水場は、分かりやすいところが4か所(ホースが引かれていたり)補給しやすいようにパイプがさしてあります。

トロッコ道終点の橋の脇に緑のホースが引いてある水場、ウィルソン株の少し先の水場、ウィルソン株から40~50分先にある休憩スペースの水場、縄文杉デッキのすぐ下にも水場があります。登山道に入るまでのトロッコ道では、なかなか見つけにくいので500mlペットボトルを1~2本中身の入ったものを持ってきてください。夏場は1人2本、1本はスポーツドリンクを持ってきましょう。

さあ、ウィルソン株から先に手ごわい階段があらわれます。あせらずにゆっくり進みましょう。

根元が屏風のような屋久杉が!左に出てきたら急な階段はクリアーです。平らな木道にありがたさを感じながら足を進めます。ウィルソン株から0,8㎞の看板が!!・・・あれだけ苦労して歩いたのに800m!?という現実に打ちのめされます。
ここは気を取り直し深呼吸をしましょう。この看板のところから振り返ると遠くに屋久島最高峰の宮之浦岳が見えます。この登山道は宮之浦岳の方へと続いています。山慣れた方は宮之浦岳を越え1泊して縄文杉を見て白谷雲水峡へ抜けていく方もいらっしゃいます。ここから10分進むと次の水場です。そこで少し休憩にします。

水場から40分~50分ほどで縄文杉に到着します。ここを頑張ると大王杉が迎えてくれます。大王杉に夫婦杉を過ぎるとそこから世界遺産エリアに入ります。

世界遺産エリア内に入れば、さまざまな形をした大きな木が出てきます。夫婦杉から縄文杉まではあと20分ほど。元気を分けてもらい先に進みましょう。さかな?いのしし?に見える木が出てくればもうすぐそこ。デッキに上がり縄文杉に到着です。縄文杉までは5時間ほど、苦労した分喜びも感動もひとしおです。

お昼は縄文杉を見た後、少し下った先の休憩スペースでお昼にします。時刻は11時前後、朝5時にご飯を食べたのでおなかはもうペコペコです。帰りもすぐにおなかが減るので、なにかお菓子(非常食)を持っていくといいですね。ポテチ、チョコ、アメにカロリーメイトなど。汗をたくさんかくので塩気のものと甘いもの、そしておなかにしっかりたまるもの。
体力に少し心配がある人は、普段からよく歩いて縄文杉登山に備えてください。それと、アミノバイタルプロ(アミノ酸補給)を使うのもいいと思います。疲労を少し和らげてくれます。

帰りも上ってきた道を下ります。上りと同じくらい時間がかかってしまいます。ウィルソン株まで下ってくるころには疲れを感じますが、周りのみんなも同じように疲れています。休憩を入れてゆっくり安全に下っていきましょう。下りのトロッコ道も慎重に!歩きに歩いて、鉄橋をいくつも渡ってトンネルまで、朝そこを通ったことが昨日のことのように感じながら、トンネルをくぐればゴール!荒川登山口です。最後は登山口看板のところでにっこり記念撮影。体はヘロヘロでも笑顔に全力投球で締めくくりです!!お疲れ様でした。

最後までお付き合いありがとうございました。イメージトレーニングはバッチリですね。
あとは本番で(^-^)

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